06/15 FXマーケット状況

FX週次レポート MURASE FX Report / 考察

[st-kaiwa1]乱高下の続く相場、ドル円は110円成らず 06/12 クローズで 107.3まで下落。特に先週は FOMC の影響だけでなく下落材料が多く急降下してしまった一週間でしたね。[/st-kaiwa1]

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チャート・テクニカル

2020/06/12 クローズ後日足チャート

全体感
急降下しすぎてワンバウンド、ドル円は 107円で踏みとどまる。その材料は米国株。対して金は 1,700 を下回ったところから一気に 1,745 まで上昇した一週間でした。テクニカルとして 1,800を目指すという見方もされている金だけに非常に期待したいところ。

ユーロドルはリスクオンで再上昇するのか? 06/15(月)からユーロ貿易収支があるので材料は出だしからある状態でスタートします。

英国は 06/18(木) 金利政策。ポンドドルの週足はちょっと上値が重たく見えました。

ポンド円

日足レベルでの上昇 142円、下を 134円と見ております。ファンダはまずFOMCでの影響を気にしたい他 再来週(06/16)に英国雇用統計を控えている所です。上昇が一服して様子見になるようであれば、ポンドらしく一回落として全戻しロングになる(ロング焼きからのショート両面焼き)にならないようにしたいですね。

先週、上記のようにコメントをしておりました。正直な所ここまでファンダ要素で下落がくるとは思いませんでしたがテクニカルの下限としてはまずまずと言った所です。

さて、今週の上限は下落が続くのなら クローズで 130-131ぐらいでしょうか。上昇へ巻き返しても一旦下げてしまったので、140がまずハードルと見ております。また長期線が下降気味、懸念点となります。

ユーロ円

先週のテクニカル下限を 121円と見ておりましたが、実際には 120円まで下落しました。ユーロ圏の上半期経済見通しは悪く、下半期で若干の回復という見通しになっておりますがまずは 06/15(月) の貿易収支からスタートという形になります。

日足はこらえて、下位足4時間以下が下げ。節目 120円も近いちょっと方向感が難しいという所から下が 119円、上123円をまずは見ていきたい。

ドル円

下落リスクの多い状態なので、上値が重く 108円台の下限が105.5円ぐらいかと見ております。 06/17 石油在庫統計があるので米国株価への良い影響があるのか?に注目したいですね、また06/18 はフィラデルフィア連銀景況指数もあるので週の後半から様子が変わるのか、注目しております。

ユーロドル

先週の下限1は、1.123 でしたが 瞬間 .11213まで下落してクローズ 1.12556 。今週はリスクオフなら 1.114 ちょっと限定的な動きかな?と考えております。

Williams%Rh一旦下降シグナル。4時間足は雲にも入っていることからテクニカル的には弱気と考えます。

金(GOLD)

1,800 へのチャレンジが徐々に近づいているようなチャートになっております。ただ、1,745 で何度も叩き落されるのでなかなか上がりきらない状況ではあります。

自分も金曜はひたすら高値圏からのショートをしておりました。

https://twitter.com/haijinkakin/status/1271429030286262273?s=20

ニュース・ファンダメンタルズ

 

米国

 

ドル売り要因 ・長期金利の低下
・YCC導入発言
・全米の大規模デモ
・コロナ再拡大、第二波警戒
・原油急落

FOMCでは「YCC」、通常のニュースでは「デモ」「コロナ再拡大」が大きなポイントかなと思います。

人種差別への国内問題・デモ

警官が発砲し黒人男性死亡、警察署長が辞任 米アトランタ

【6月14日 AFP】米ジョージア州アトランタ(Atlanta)で、警官が黒人男性を拘束しようとした際に発砲し男性が死亡したことを受けて、アトランタ市警のエリカ・シールズ(Erika Shields)署長が辞任することになった。ケイシャ・ランス・ボトムズ(Keisha Lance Bottoms)市長が13日、明らかにした。

AFP

記事を全部読んでみると射殺された方も「テーザー銃」を奪っていたりするので一概に差別だけの問題か?と感じてしまう。

とにかく米国は炎上中、トランプ再選の激化要因。

コロナ

米国の感染拡大傾向、措置講じなければ制御不能に=ファウチ所長

米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は12日、一部の州での新型コロナウイルス感染入院者数の増加傾向について、強力な感染者追跡措置が講じられなければ制御不能となる可能性があると警告した。

ファウチ氏は、入院の増加は懸念すべき傾向で、経済活動の再開ペースを「おそらくもう少し落とす必要がある」というサインだと強調した。

ロイター

米失業保険統計、軽視は禁物

WSJ

米国だけでなく日本株も影響を受けている状況ですが、06/14(日)このブログを作成している現在で東京の感染者が再び40を超えて47名!

(;´Д`) どうなるんじゃ東京は…。日本は大丈夫なのか?と流石に不安になります。

米国株安要因、ドル売り要因

FOMC

パウエル議長はアクセル緩めず、FOMCは22年末までゼロ金利見込む

連邦公開市場委員会(FOMC)は9、10両日に開催した定例会合で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジを0-0.25%で据え置くことを決定した。また資産購入に関して「少なくとも」現行ペースを維持するとしたほか、2022年末まで政策金利をゼロ付近で維持するとの見通しを示した。

イールドカーブ・コントロール(YCC)については、FOMCがブリーフィングを受けたことを明らかにした。その上で記者団に対し、YCCに関する議論は今後の会合で継続されると述べた。ブルームバーグが実施したエコノミスト調査では、FOMCが年内にYCCを採用すると予想されている。

Bloomberg

当面YCCに注目が行く感じでしょうか、色々織り込んでいる相場のはずですが、いざ2円落ちるとビビってしまいます。

ドル売り要因

中国

新型コロナ】中国の感染者急増-IMF、世界経済見通しを再修正へ

中国での新型コロナウイルス感染者数は13日、57人と4月中旬以降で最多となった。感染者の大半は北京で確認された。北京市当局は新型コロナが検出された市内の一部の食品市場を閉鎖した。

Bloomberg

北京で一部封鎖、AFP通信なども発信していました。新型ウイスルも40数種類発見されていたりと新たな懸念事項です。これ次にコロナ20とか出たらガチの世界恐慌来ちゃうよ…なんて。

株安要因、為替変動要因

香港

 

Hong Kong’s Rich Are Preparing for a Worst-Case Scenario

One Hong Kong businessman moved $10 million to Singapore and plans to transfer more. Another is eyeing London property, worried that prices in Hong Kong are too high. Well-to-do families across the city are opening offshore bank accounts and applying for alternative passports.

Bloomberg

香港の富裕層は香港脱出のシナリオを用意し始めたという内容の記事です。もし中国に香港の政治が完全に吸収されてしまったら、香港市場はそのポジション(市場的には4位ぐらい)から転落する可能性は多いにあると考えます。

こちらの問題も米国(に加えて英国も)多いに関わっていますので要注視です。

為替変動要因

日本

コラム:羅針盤を失ったドル円、レンジ相場が崩れるとき=尾河眞樹氏

為替市場を分析する際の「セオリー」とされてきたものが、このところ明らかに機能しなくなっている。例えば日米の実質金利差(10年債)は、一般的にドル円との相関性が高いとされてきたが、現状、この2つは大きくかい離している。

ロイター

金融緩和、お金ジャブジャブ、追加、追加、追加。
調整の上書きの状態で実態経済がしっかりと見える前に、次の上書きが待っているような状態だと個人的には感じています。

加えてヘッジの高速化など変動する時の速度感も数年前とは違う様子。このしわ寄せが来た時が本当の暴落なのではないでしょうか…なんて。

オセアニア(豪)

 

AUSTRALIA

中国共産党が進めるオーストラリア支配計画 目に見えぬ侵略は日本でも始まっている

先月、中国共産党の対オーストラリア工作を明らかにした『目に見えぬ侵略 中国のオーストラリア支配計画』(飛鳥新社)が出版された。著者はオーストラリアの作家で、チャールズ・スタート大学の教授、クライブ・ハミルトン氏である。地政学者の奥山真司氏が翻訳した問題作。オーストラリアだけでなく世界覇権を目論む中国は、すでに日本にも触手を伸ばしている。オーストラリアの失敗から学ぶべきことは? 

Yahoo

豪対中が話題になっています。年間140万人の旅行者があるオーストラリア、中国政府は渡航禁止令を出しかねない。また、日本と同じような問題がある、それは土地(不動産関連)の買収があるためにオーストラリア政府は自国を守る姿勢を取っている状態。

オーストラリアにとって資源輸出の最大国は中国なので、今後の輸出の数値に注目が集まる。また、小麦など穀物も同様。

為替変動要因

欧州

英国

英国、EU離脱直後から厳格な国境管理実施する計画を撤回

英国政府は欧州連合(EU)離脱に伴う移行期間終了直後から完全に国境を管理する計画を撤回した。すでに新型コロナウイルス感染拡大の影響で苦境にある企業に、追加的な負担を増やさないようにする狙い。

Bloomberg

良いニュースいあと思いきや「輸入」のみの処置なので、全体としてはメチャプラスかと言うとそうでもない。とは言えマイナスでもないという所。

ポンドはブレグジットとコロナ1波を終えて再び140円がみえてきたところ、今のペースを維持して欲しい。

米国と同様に対中姿勢を見せている。

ユーロ

ECBの緊急購入プログラムは不十分、1500億ユーロ不足とシティ試算

欧州中央銀行(ECB)が決定したパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の拡大は、ユーロ圏諸国の資金需要を満たすには不十分だと、シティグループが試算した。

Bloomberg

賃金と物価の下落スパイラルに各国の銀行総裁が懸念をして召しているというニュースも上がっていました。エストニア中銀のミュラー総裁と他メンバーの考えにちょっと溝があるのでは?と感じています。

各国同じような状況下ですが、特にユーロは複雑ですのでなんとも…。

免責

本ブログに記載している内容は投資に関わるテクニック・考察を記載しているものであり、リターンを保証する趣旨ではございません。ご理解ご承知おき下さいませ。

また、投資に関する責任は自己判断でお願い申し上げます。

2020.06.14 MURASE

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