FXは大局観を養えば勝率80%超えて不思議じゃない。
FXで利益が出るトレードが出来ていない方、または損益が非常に多い方からよく相談がきます。共通するひとつの問題点は大局観の捉え方でした。一体、どのように時間足やプライスアクションを読みエントリーをするべきか悩んだことはありませんか? この記事ではそれらを総合的に問題解決していきます。

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大局認識 = 勝率UPへの近道
FXというものは買いか売りしかありませんので「買い」に流れているのか「売り」に流れているのかを見極めるゲーム。ただそれだけです。
あなたが損をしているのであれば、「その流れ」を見極められていない。ただそれだけのことなのです。


筆者の成績は…
定期的にリリースしておりますが、2019年11月~12月にかけては、91.2% の勝率となっております。勿論、勝率だけではなく利が乗っている状態です。
こちらでご確認出来ます。

トレンドの流れが「売り」なのか「買い」なのかを正しく判断すれば、エントリーからより早い段階で利益を乗せることは容易です。
それを「自分勝手な希望・期待」で「先回り」しようとする行為が「逆張り」。意図せずに「逆張り」になっているのであれば「大局観」が無い状態のはずです。

いつもツイートをしてすぐに利益が乗った状態になることは、非常にシンプルで「順張り」「勢いがある時」「トレンドの初動に近い状態」ただこれだけです。



FXで負ける(損益が利益を上回る)人の共通課題
大局観を養う前に課題について整理しましょう。
これまでに相談を聞いてきた人(連敗する人)の特徴を箇条書きで3つ挙げます。それらが最大の課題であり、改善するべきポイントです。

エントリーしたら反対方向へ値が動いてしまった。
負ける方の3つの対処行動
① 損切り
② 損切り+ドテンからの損切り
③ 損切りできずの大損
※スキャルをして、一瞬利益がでたが損になってしまったというパターンも類似として捉えてください。上記以外は今回の記事では取り上げません。


①損切り
損切りについては素晴らしいことです。その行動に対しては非がないものですが「何度も損切り(連敗)」や「損切りpipsが大きい(損大)」はダメです。

何度も損切り(連敗)の解決策
この問題の多くは単にトレードの大局を認識していない。よく聞く「環境認識」の欠如・ 誤認識 というものです。相関的な通貨ペアを見ることや、 日足~5分足など 多くの時間足を見てよく考えることで改善できるはずです。

損切りpipsが大きい(損大)の解決策
こちらはもっと単純で、トレード原資管理の一環で、ルール決めが明確であれば改善するはずです。
固定pips(または都度で割合を決定しておくこと)で損切りをする習慣をつけることや、どのくらいの損までを許容するのかという必ず実行すべき行動を決定しておくことです。
※精神論ではなく、現実を見ることが大事です。

②損切り+ドテン
折角、損切りをしてフラットな状態なのにドテンエントリーで勢いに乗ろうとして狼狽を繰り返すパターン。もしこのパターンに心当たりがあるなら、それは①の連敗とも同義ですので要注意です。
おそらく①のパターンよりも多くの原資を溶かす方だと思います。

ドテンで大損の解決策
この問題も、トレードの大局を認識していない 「環境認識」の欠如・誤認識だと言えます。十分な把握をしていないために目先の動きに気持ちが動いている状態だと思います。特に1分足しか見ていない人に多いと思います。日足~5分足など多くの時間足を見ることで解決出来ます。
そもそも損切りをする時点で波に乗れていないわけですから、ドテンなんかするより一度相場から離れて大局がどこに向かっているのか考え直すべきです。


遠くから相場を見てみると大きな波に飲まれているのかもしれません。

③損切りできずの大損

①②をこじらせた様なパターンだと、筆者は考えております。ドテンはしないものの「自分が考えているチャートの動きを過信している」ので損切れ無いのです。
スキャルピング・デイレベルにおいて、結果 100pips(1円)以上を含み損しているとすれば健全な資金管理を出来ていない可能性が高いはずです。
あなたの思うようにチャート(相場)が動くわけではありません。一時的に負けますが損切ってください。
止血してください。

負けこそが登竜門
負けることは恥ずかしいことではなく、それを認識し正しい方向へ進んでいくことが大事、トレード(相場)の大局を認識すれば大くは改善出来るはずですので、この先のコンテンツで参考にしていただければと思います。


筆者の取り組み
先に答えのようなものを記載します。大局認識の際には1分足は全く見ていません。以下のようなステップを踏んで日々のトレードを行っております。

①土曜・日曜は反省と見通し

日足で1週間の見通しを立てます。当ブログの週次レポートで記載しておりますのでご参考になれば。通常9通貨ペアと金USDの10種類を確認して値動きのありそうなペアを絞っておきます。
また経済指標も抑えておきテクニカルとファンダの面からボラティリティのある曜日や時間も頭に入れておくことが重要です。
▼日足目線

②事前に目論見を付けた曜日・時間、または突然の勢いが出た相場

4時間足~1時間足でその日、その時の大局を確認しエントリーしても勢いに乗れるのか?慎重に検討します。この時でも50%50%の状態(やるかやらないか)となります。
▼4時間目線

③エントリーが出来る相場

5分または1分のチャートで目的の値(ポイント)まで到達しているかどうかを審議します。しかし極論を言えば勢いのある相場であれば、時間足へのこだわりはなく4時間ベースでもエントリーを行うときもあります。
以下のエントリーでは、最終的に5分足でのプライスアクションが決め手となりエントリーしました。
▼5分目線

スキャルでも日・4時間レベルを確認
ファンダ(指標・用心発言)で動いているのか? テクニカルだけで動いているのか?今の値動きはどんな状態なのか、全体を俯瞰して客観的に見ることが出来ない限りはトレーダーとしては生き残れないと思います。
まずは日+4時間足を見ながらコーヒー☕でも飲んでリラックスしてみましょう。


推奨するチャート構成:1通貨ペア


可能であれば9枚を認識しておくと立ち回りが強くなるかと思います。各足で見るべきポイントを記載します。
月・週足
◯◯ショック時の最大下落幅など、バブルやバブル崩壊による最大の変動幅を認識することが出来ます。ひとつの通貨ペアを始める時には必ずチェックをしておきましょう。例えばドル円では、2011年10月に76円を付けておりますこれが直近の下落可能性幅の最大値であり、現在109円との乖離は 33円です。
また、1ヶ月で変動した値幅は1998年10月の136円から111円で約25円下落した陰線(アジア危機)があります。
このような値動きの幅・特性を最低限把握しておくことが安全な資産運用の礎になります。

日足
サポートライン・レジスタンスラインを引くとき、1週間からその月の値動きほどを予測するには日足レベルは必要です。上述した月・週足は究極のリスクヘッジで、この日足レベルは非常に現実的なリスクヘッジとなります。
日足チャートで、1画面に1年が入る大きさに調整してください。
特にトレンドを把握するには移動平均線(MA)を表示して把握すると良いです。


4時間(または1時間)
多くのクロス円(ドル円・ユーロ円・オーストラリアドル円・ニュージーランドドル円)で一定のpipsを狙える足。1本が4時間分(または1時間)の値動きですので4時間でトレンドに乗れると仮定すれば、最低でも10 pips~ 狙うことが可能です。
日足を確認後に半月分ほどが把握できるように調整してください。


30分・15分・5分
チャートがもし全て同じトレンドになっている状態(この3つにおいてロング)であるならば迷わずエントリーになります。
しかし現実は以下のように完全には揃わない状態だと思います。

▼この時の読み方
※モメンタム=サブオシレーターのヒストグラム
※Dowwave=サブオシレーターの赤青ライン

チャートは短足が長足を形成します。その勢いが強いのであれば長足はショートに切り替わりますが、勢いがなければ長足の全体の流れに押し戻されてしまう。
ということ。
上図では②のモメンタムがすぐにロングへ切り替わるのかによく注目すれば継続なのかどうかを見極めることができます。
この理屈だけを頭から離さずに持つことがポイント。長足のトレンドが切り替わった時をハゲタカのように狙っております。


最重要視するプライスアクション
筆者はローソク足の組み合わせ「酒田五法」などは重要視しておらず、主に「ヒゲ」と「スラスト」だけに注目した判断にしています。

ヒゲ(天井・底)
ヒゲは色々なプライスアクションがあるので詳細は割愛し2分類4種を紹介ます。
絶対に理解しておくべきは「スパイクハイ」「スパイクロー」「トンカチ」「カラカサ」の発生です。

スパイクハイ
ロング相場の天井サイン。
そこからショートトレンドへ転換する可能性が高い。 上ヒゲが長く実体が薄く、下ヒゲが短い。青赤どちらでもよいのでZIGZAGと合わせて読み解く。
※スパイクの場合ヒゲの長さ・実体の薄さに注意したい。

スパイクロー
ショート相場の底サイン。
そこからロングトレンドへ転換する可能性が高い。 上ヒゲが短く実体が薄く、下ヒゲが長い。青赤どちらでもよいのでZIGZAGと合わせて読み解く。
※スパイクの場合ヒゲの長さ・実体の薄さに注意したい。

トンカチ
ロング相場の天井サイン。
スパイクハイと同様。下ヒゲがなく実体で構成される。
そこからショートトレンドへ転換する可能性が高い。
※トンカチの場合、実体で終わるのでスラストになる判断が早く見極められる。

カラカサ
ショート相場の底サイン。
スパイクローと同様。上ヒゲがなく実体で構成される。
そこからロングトレンドへ転換する可能性が高い。
※カラカサの場合、実体で終わるのでスラストになる判断が早く見極められる。

プライスアクションサンプル
以下は、NZDJPY 4H 2019.11-12 教科書どおりのようなサンプル

以下は、NZDJPY 4H 2019.11-12 応用的な読み解き方


スラスト
2019.12.17 のポンド円からスラスト(直前足の高安値を更新して実体が形成されるアクション)の部分を抽出しました。15分~1分の同じ時間軸(高値・安値をフラグを参考)でスラスト部分を見てください。

このような強くトレンドが発生している相場を見極めることが非常に重要だと言えます。1分足だけしか見ないトレードは非合理的なのでリアルタイムでトレードするのであれば上図のように、15~1分を並べてトレンドの同期性を見ると勝率が変わってくるはずです。


利確どうしたらいいの?という質問がよく来ます。


大前提
テクニカル的にフィボナッチの x%、バンド x σタッチ、エリオットからの算出など色々小難しい話しがありますがまずは大事な話し。
あなたが1円でもプラスならどこで利確しても良い。だが、欲を出してマイナスになるようなトレードは恥ずべきだ。


あなたは、まず大きな利益を求める前に利益は小さくても1年のトータルをプラスにしなければならない。1年間できれば毎月プラスの収支で勝ち続けて欲しい。こだわるならば毎週プラス収支にして欲しい。
そのために行うべきは勝ちグセをつけること。どんなに小さなpipsでも絶対的に勝ちを収めていくことが出来ればあとはpipsを伸ばす矯正を少しずつ行えばいい。
初めから大勝ちするトレーダーはそうそういるもんじゃない。

そもそも、有効証拠金維持率や原資、口座によるスプレッドの格差など変数が多い条件がある中で利確をどのように決めていくかというのは、非常に難しい。という前提があるということを念頭しなければなりません。

筆者の利確ロジック

①インジケータベースでの転換サイントレード
原則1分足でのトレンド判断は行わず、インジケータの最低5分以上~4時間での転換でエントリー・エグジットを行っております。
【重要】
5分でエントリーしたら、5分で判断(エグジット)。
4時間でエントリーしたら、4時間で判断(エグジット)。
この理由はトレンド転換の判定基準が時間足によって違ってくるからです。


②固定pips または 十分な利益だと判断した時
つまり 100 lot エントリーすれば 0.1 pips の利幅だとしても沢山の利益を出すことが可能です。その時のエントリー次第でどうにでもなるわけなので、固定または実際に 50,000円だとか十分だと思えるところで利確すればいいのです。
欲を出さないこと。ただそれだけなんです。


③節目・前回高安値
イエロー・グリーンライン(水平線)などは予め日足分析で設定しております。直近の高値・安値付近や節目になる数値は意識してトレードを行います。正確な利確ポイントにはなりませんが転換する可能性などを考慮する材料になりますので、間接的な利確ポイントまたはエントリーポイントなります。


最後に聖杯とは
筆者のトレードは非常にシンプルです。普段の分析においてエリオットやペンタゴンなどは使いません。またチャネルもあまり引きません。絶対に使うものは、移動平均線(MA)・水平線・ピッチフォークと自分のインジケーター(基本的にはDowwave)だけです。
※Bollinger_MomentaumやBBRSIなども表示しておりますが解説用で、自分のトレードには無くても問題ないレベルです。
FXはかなりハイリスクハイリターンな金融商品ですので「臆病」なぐらいで丁度良いと思います。ミラートレードを行っても一時的にはプラスになるかもしれませんが、そのうち痛い目をみます。
自分で読み解く力を付けていくこと(大局観をつけること)が、この世界で長く続ける唯一の聖杯です。
2020年もみなさまに良い相場が訪れますように。
2019.12.30 HijinFx(MURASE)


免責
本ブログに記載している内容は投資に関わるテクニック・考察を記載しているものであり、リターンを保証する趣旨ではございません。ご理解ご承知おき下さいませ。
また、投資に関する責任は自己判断でお願い申し上げます。

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